日本の福祉を変える男の成長日記

未来の子どもが福祉の志事を選択できる社会を創る その為に、福祉職で働いている方の離職率を0にする

脳梗塞とは part5

脳梗塞リハビリテーションについて

書いていこうと思います

1.脳梗塞急性期からのリハビリテーション開始

脳梗塞を発症すると、出血部位に応じて四肢の

麻痺などのさまざまな症状が出現する

発症後間もない急性期には、生命の危機がある

ことや治療上の必要から安静を要することが

多く、しばらくベッドに寝たままとなる場合も

ある

しかし、そのまま安静にしているだけでは、

廃用症候群を招くことになる

廃用症候群とは、長期間安静にしていることで起こる様々な心身の機能低下のことで、

次のようなものがある


筋萎縮(きんいしゅく):安静になると筋肉を使わないことで筋肉がやせ、筋力も

低下する


関節拘縮(かんせつこうしゅく):関節を動かさないとその関節が固くなり、動かせる範囲が狭くなり、ひどい場合には関節が固まって動かなくなる


褥瘡(床ずれ):臥床を続けると腰やおしり、足などの同じ部分の皮膚に体重がかかり続けるため、圧迫による血流不良のために皮膚が壊死(えし)してしまう褥瘡(床ずれ)を起こす


精神的な影響:じっとしたままで誰とも関わりがない状態が続くと気力が低下し、うつ状態認知症の悪化を招く


廃用症候群をおこすと、脳梗塞による直接的な症状に対するリハビリテーションの前に

廃用症候群を改善させることに時間がかかり、

脳梗塞による症状のリハビリテーション

遅れ、その効果も低下する

そのため、急性期治療中でも廃用症候群の予防のためにリハビリテーションを開始することが必要である

この段階で行なわれるリハビリテーションは、一定時間ごとに体の向きを変えることや麻痺

している手足の関節を動かすことが挙げられる


2.回復期リハビリテーション
脳梗塞に対する急性期治療の時期が過ぎ、生命の危機が少なくなり、意識も鮮明になり、身体に負荷をかけることが可能になった時期に行なわれるリハビリテーションである

脳梗塞の発症後4週間以内にこの時期に移行

することが多い

早期に始められるほどリハビリテーション

効果が得られやすく、急性期治療のための病棟や病院から、リハビリテーションのための病棟や病院に移って行なわる
まず、患者さんが日常生活(家族構成、家の間取り、段差や階段の有無、近所の状況、職業、趣味なども考慮)に戻るにあたり、実際の場面を想定しどのような支障があるかを把握する

一方、後遺症の状態から回復期リハビリテーションが終わる頃にどのような障害が残るかを

推定し、リハビリテーションの目標と

プログラムを作成する

最初はベッドから起き上がることや車いす

移動して座位を保つことなどから始める

少しずつ動く範囲やベッドを離れる時間を

増やし、平行棒につかまって立つ練習から、

少しずつ歩く練習に移っていく

ただし、後遺症(麻痺)の程度によっては、

この途中の段階がゴールとなる場合もある


3.維持期リハビリテーション
社会復帰を目指した生活支援の

リハビリテーションが中心になる

退院してからも引き続きリハビリテーションを行なう時期である

回復期リハビリテーションからの退院後、

患者さんは自宅や介護施設で生活することに

なる

退院によってリハビリテーションは一応の

ゴールとなるが、地域や家庭での生活レベルを維持(拡大)するために、その後も介護保険

などによるリハビリテーションを行なう場合もある

後遺する障害があっても、閉じこもらず他者とのかかわりを持ち続けることが大切である

 

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